長時間透析ってきになりませんか?

長時間透析ってきになりませんか?

全腎協(社団法人 全国腎臓病協議9月会報より)

長時間透析の長所と課題

長時間透析(透析時間5~8時間)の方が生命予後が良いとの研究成果が発表されました。

<長時間透析のメリット>
・生命予後がよい
・不快な症状が出ない、将来の合併症の危惧が少ない。
・食事制限が緩和される、家族と同じものが食べられる。
・時間徐水が緩和され、透析後の体が楽である。

<長時間透析の問題点>
現在、診療報酬上では「1ヶ月に15回以上人工腎臓を実施した場合は、15回目以降の人工腎臓は算定できない。但し薬剤科(透析液、血液凝固阻止剤及び生理食塩水を含む)または特定医療材料は別に算定できる」としていて、15回以上からは技術料相当分が請求できません。高齢者や糖尿病で循環器合併症をもつ患者さんは、特に2日空きの日には、それほど水分管理が悪くなくても、すぐ血圧低下やショックを起こし、透析が非困難になるので回数でカバーせざるを得ません。出来れば回数制限は撤廃してほしいものです。
透析医療は日本の総医療費の4%、年間1兆円の医療費がかかるといわれますが、十分な透析で合併症が出ず、元気に仕事ができれば、他科の受診率も減り、今よりももっと医療費が節約できると思います。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。

コメントを投稿する




»
«