2009年08月の記事一覧

訪問看護ならびに往診による全盲肢体不自由CAPD患者の管理

所沢腎クリニック 看護部
川上道子 先生

【目的】
今回我々は全盲、肢体不自由なCAPDへの全面的な往診による患者治療を行った。
在宅診療の一方法として重要と考え報告する。

【症例】
症例は45歳の男性、35歳時に視力低下、糖尿病性網膜症と診断された。
その後腎機能悪化し平成15年2月にCAPD導入となる。
導入後視力低下し全盲状態となる。
平成16年4月に自宅の階段から転倒落下、脳挫傷のために近医入院。
その後自力歩行ならびにCAPD液の交換は困難となり、
妻が全面介助により液交換を行っていた。
しかし起立性の低血圧が強く自力での坐位の保持も困案となり、
当院への通院も困難となった。
そのため週に一回看護師が訪問し、採血、
全身状態とCAPDの状態確認を行った、
医師は月に一回から二回往診をして全身状態の管理、EPO投与、投薬を行っている。
現在訪問看護による患者管理を行い一年になるが状態は安定している。

2009年08月31日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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全盲独居患者の遠隔医療を用いたPD管理

篠ノ井総合病院 人工腎センター
赤塩恵子 先生

【目的】
当院では、平成12年に画像送信による遠隔医療を行なった。
近年インターネットや携帯電話の普及は目覚しく操作は簡便になった。
今回、全盲独居患者のPD管理に対し遠隔医療の再構築を検討したので報告する。

【事例】
50歳男性、糖尿病性網膜症にて完全失明となるが、
家事サービスを活用し独居生活は自立していた。
末期腎不全にてPDを希望したが、通院中の病院での導入が困難であるため当院へ紹介となった。
患者はPD関連の知識を携帯電話やインターネット等から得ていた。

2009年08月30日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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小児腹膜透析導入を経験して〜腹膜透析外来看護師の役割〜

福井県立病院 血液浄化療法室
武曽伴栄 先生

【はじめに】
小児の腎不全看護では、特性として成長過程にあること、
ハンディを持ちつつ就学するという問題、精神的心理的な発達も含めた看護が必要である。
日常生活では制限の少ない家庭生活ができるように配慮し、
患児と母親へのサポートも重要である。今回、初めて小児腹膜透析導入を経験した。
専任看護師としての役割について報告する。

【症例および経過】
10歳代、女性、若年性嚢胞腎による慢性腎不全で腹膜透析を導入した。
患児や母親との信頼関係を構築する目的で血液浄化療法室看護師が病棟訪問を重ね、
導入時のバック交換などの指導を実施した。
病棟看護師とは、患児や母親に関する情報交換を行い、退院時カンファレンスにも参加した。
退院後は訪問看護ステーションとの間で電話や看護情報提供書を用い連携を図っている。

2009年08月29日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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血液透析導入後に腹膜透析を知り、強い希望で腹膜透析に移行した症例

長岡赤十字病院 人工腎センター
駒形容子 先生

【はじめに】
血液透析(以下HD)が妥当であると判断した糖尿病自己管理不良の患者は、
導入10ヵ月後に腹膜透析(以下PD)を強く希望し移行することになった。
患者に必要な指導と治療環境を整えることで、安全にPDへ移行できた症例について報告する。

【対象】
K氏、59歳男性、独居/H19.3.1糖尿病性腎症にてHD導入
(血糖コントロール不良で入退院を繰り返していたためHDの説明のみ実施)/本人の強い希望でPDに移行

【方法】
1)PDの説明・随時意思の確認
2)十分な患者の実技指導
3)近親者・社会資源との連絡調整

2009年08月28日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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看護研究の仕方 テーマの見つけ方

看護研究の仕方 テーマの見つけ方 で悩んでいる方へ。
看護研究論文をまとめるのはとても大変ですよね!

研究のテーマを自分で設定して、
それまでに分かっていなかった問題を解決し、
簡潔に表現しなくてはいけませんし・・・

一般的には誰もが一読して理解できる内容であることが求められており、
正確かつ具体的でなくてはいけません。
また、納得してもらうことも重要です。

研究 テーマ を自分で設定するという点で、
レポートや報告書などとは異なりオリジナリティも必要で、
研究 テーマの一貫性を持たせることが重要なポイントです。

2009年08月25日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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腎臓治療選択における教育プログラムによる介入〜患者が納得した治療選択を行うために〜

香川県立中央病院血液病
徳田佳子 先生

【はじめに】
腎臓治療の選択は患者自身が納得して計画的に行われることが望まれている。
当院では治療選択介入における教育プログラムを作成し、
医療チーム全体で関わり、患者の自己決定を支援している。

【結果】
治療選択教育ツール
「腎臓ナビマップ」
「腎臓治療選択安心マップ」を作成し介入を開始した。
これらのツールは患者にとっては治療選択におけるナビゲーションの役割を持ち、
医療者にとってはアセスメントツールや教育計画表となる。
この介入によって患者は治療選択の経過に対して十分な知識が得られ、
治療を自己決定することが可能であった。
「透析治療選択クリニカルパス」
「末期腎不全保存期教育クリニカルパス」と併せて使用することで
患者満足度が高くなると考えられた。

2009年08月25日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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患者が透析療法の選択に必要とする情報の内容〜自分にあった治療法を選択するために〜

愛媛県立中央病院
宮川明美 先生

【目的】
入院してきた患者はどのような情報から
透析療法を自己決定していったのかということを明らかにし、
今後透析導入を告知され自己決定していく患者への
援助方法の足がかりとする。

【方法】
血液透析(以下HD)と腹膜透析(以下PD)を医師より説明され、
自己決定を行い、透析導入後外来通院をしている患者計6名
(HD3名、PD3名)に対して、半構成的面接を行い質的分析した。

【結果】
カテゴリーは9抽出された。
主なカテゴリーは
「HDとPDの利点と欠点」
「透析をしながらの生活」
「今後の腎移植をするために」であった。

2009年08月25日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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療法選択にむけた、腹膜透析・血液透析経験者へのアンケート調査(中間報告)

関西医科大学附属滝井病院
波多俊恵 先生

【目的】
療法選択を行う際に役立てるべく、腹膜透析(PD)から
血液透析(HD)に変更した患者に聞き取り調査を行った。

【方法】
アンケート用紙を配布し無記名で記入。

【結果】
2008年12月末までに全4施設30名から回答を得た。
平均年齢59±9.45歳、平均腹膜透析期間96.6±54ヵ月。
平均血液透析期間65.6±63.5ヵ月。
もう一度透析導入をするのであれば?という問いに
PD14名、HD14名、他と拮抗していた。
PDからHDに移行し良かった点はバック交換がなくなったことを
挙げた患者が多く(10名)、悪かった点に拘束時間を
挙げた者が多かった(15名)。

2009年08月25日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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PDからHDへの移行時に高血圧脳症を呈した一例

門真クリニック
城戸江利花 先生

【症例】
49歳男性。1999年6月よりCAPD中。2006年より除水不良となり、
血圧が160〜170/80〜90 mmHg と高値となった。
HDへの移行のため2007年11月13日内シャント作成術を受けたが、
術中に血圧が上昇し、同日より健忘症状が出現した。

頭部CTでは脳室周囲白質の虚血性変化および椎骨脳底動脈の石灰化所見を認めた。
バッグ交換もできなくなり血圧が高値を推移したため、12月7日よりHDに移行となった。
その後血圧は130〜160/70〜90 mmHgと低下を示したが、
2008年1月より認知症状は徐々に改善を認め、3月末には完全に消失した。

2009年08月24日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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CAPDからHDへの移行に時間を要した患者との関わり

鷹揚郷腎研究所弘前病院
小笠原香奈子 先生

【はじめに】
患者の中には腹膜機能低下、感染などの理由からHDへ移行を余儀なくされる事が多い。
その中で、HDへの移行までに時間を要した事例を経験した。
患者は移行の時期を迎えた時どのように受け止め、
危機的状況にありながら何故受容までに時間を要したかを患者との関わりの中から振り返った。

【研究方法】
看護記録や患者との面談から振り返る。
倫理的配慮として症例報告の主旨、個人が特定されない旨説明し承諾を得た。

【症例及び経過】
対象:64歳男性、CAPD歴7年。CAPD導入直後より溢水、
腹膜炎などを繰り返す。
その度に医師より病状説明を受けHD移行の必要性を繰り返し
説明されようやく移行となる。

2009年08月24日 | コメントは受け付けていません。 | トラックバックURL |

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